NEC、従業員の長期ストレスの増加を生体情報から早期発見できる技術を開発

発表資料

日本電気株式会社(NEC)は、従業員の高いストレスリスクの早期発見を可能する新技術として、ウェアラブルセンサを用いて取得した生体情報から、従業員の長期ストレスを段階別に高精度に推定する技術を開発したと発表した。
これまでのストレスチェックは、従業員に負担のかかるアンケート、また、リストバンド型ウェアラブルセンサではストレスの高低の分別しかできないなど、決定的な方法がない状態だった。

しかし、新技術では、「一時的に大きなストレスを受けると、その後些細なこともストレスと感じてしまう」という心理学の知見を導入し、これを反映できるような長期ストレスの微細な差異を表す「生体情報特徴量」を考案。知見とリストバンド型ウェアラブルセンサを組み合わせることで、段階別に高精度な長期ストレスの推定を可能にしている。

この技術を使えば、高ストレスになることを未然に防ぐことが可能になり、ストレス軽減施策の実施などに貢献できるとしている。
発表資料
URL:https://jpn.nec.com/press/201804/20180406_02.html
2018/04/09
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