小笠原諸島の島民の“50の宝物”を色で表したオリジナル絵具「OGASAWARA 50 COLORS」

「OGASAWARA 50 COLORS」特別仕様BOX

小笠原諸島返還50周年記念事業実行委員会は、絵具メーカーであるターナー色彩株式会社の協力のもと、オリジナル絵具「OGASAWARA 50 COLORS」を発売した。小笠原諸島の島民が選んだ“小笠原の50の宝物”を色名と色彩に込めた絵具。バースデーケーキをイメージした3段の重箱になった円筒形の「特別仕様BOX」バージョンが2万円で50個限定、「通常仕様BOX」バージョンが1万2500円で200個限定で販売されている(価格は2018年4月9日時点での税込価格)。
1968年に日本復帰を果たした小笠原諸島は、2018年6月26日(火)に返還50周年を迎える。それを記念して製品化されたのが、今回の「OGASAWARA 50 COLORS」だ。このプロジェクトでは、総人口2600人の小笠原(父島・母島)にて、100人以上の島民が参加。それぞれの色にゆかりがある島民50組が0色の色彩と色名に込めた想いを紹介しているリーフレットや特設サイトも制作されており、コンセプト動画なども公開されている(http://www.50colors.anniv-ogasawara.gr.jp/)。
50色の中には「クジラの棲む海」「1968年の青空」「ヤドカリ注意」「アカバの歯みがき」「アカポッポの散歩」「すすめ!おがさわら丸」など、ユニークな名前も多い。特に青系統の色が充実している印象はあるが、極端な色相の偏りはなく、白系統の「小さな島の教会」や黒系統の「ペリーとの契約書」をはじめ、充実した色のラインナップが実現されている。

「OGASAWARA 50 COLORS」通常仕様BOX

50色の内訳

小笠原諸島返還50周年記念事業実行委員会
URL:http://www.50colors.anniv-ogasawara.gr.jp/
2018/04/09
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