一般人の無断上陸が禁止された無人島で暮らす馬の姿を見られる写真展「ユルリ島の野生馬」

2018年4月13日(金)から6月24日(日)まで、大正大学のキャンパス内に設置されているアートスペース「ESPACE KUU 空(エスパス空)」にて、岡田敦氏の写真展「Yururi Island ユルリ島の野生馬」が開催される。北海道根室半島沖に浮かぶユルリ島で生きる馬の姿を撮影した写真を展示。ユルリ島は一般人の無断上陸が禁止されており、本展はその様子を窺える貴重な機会となる。誰でも無料で入場して作品の鑑賞が可能で、開場時間は10:00〜19:00。
周囲7.8km / 面積168ha / 海抜43mのユルリ島は、台地状の島の海岸線の大部分が30〜40mの絶壁となっており、岩礁で囲まれている。切り立った断崖の上に昆布を引き上げるために馬の力が必要とされ、初めて馬が持ち込まれたのが1950年頃。無人島になった今でも、かつて昆布漁の労力となっていた馬の子孫が生きている。夏になると辺り一面に花畑が広がり、北海道の自然環境保全地域にも指定されている島だ。
写真家の岡田敦氏は、この“馬の楽園”とも呼ばれるユルリ島で暮らす馬たちの記録を、根室市からの委託によって2011年から撮影してきた。本展では約20点の写真と映像作品を展示。馬と島の移り変わりを見ることができる。
■期間:
2018年4月13日(金)~6月24日(日)

■開催場所:
ESPACE KUU 空
東京都豊島区西巣鴨3-20-1 大正大学キャンパス内 5号館 1F

■問い合わせ先:
大正大学
url. http://taisho-kuu.tokyo/
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