ソフトバンク、新無線インターフェースを使って渋谷で5Gの超高速ブロードバンドを実験

ソフトバンク株式会社は12日、第5世代移動通信システム(5G)の1人当たり1Gbpsを超える通信ネットワークの動作検証などのために、渋谷エリアで実証実験を実施すると発表した。実験期間は4月~。
同社は5G向け候補周波数帯の一つである4.5GHz帯の実験試験局免許を取得しており、すでに赤坂エリア、芝大門エリア、品川エリアを「5G×IoT Studio」の5G実証実験フィールドエリアとして実証実験を行ってきた。

渋谷では、5Gで使用予定の新たな無線インターフェースを採用し、5Gの目標である超高速ブロードバンド通信などの実現に向けて実験を行う。詳細は、5Gの商用サービスを想定し、高層ビルなどの遮蔽(しゃへい)物があるフィールド環境での電波伝搬特性の検証、高速移動時のハンドオーバーの検証、Massive MIMOやMultiUser MIMOなどの要素技術を用いた超高速ブロードバンド通信やコアネットワークの動作などを5Gの候補周波数帯で検証するとしている。
発表資料
URL:https://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2018/20180412_02/
2018/04/13
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