自宅・店舗の引き戸を後付けで自動ドアにできるキット「オートスライド」が改良新登場

設置イメージ

オートスライド・ジャパンは13日、家や店舗、事業所などの施工済みのドアを後付で自動ドアにできるキット「オートスライド」について、より日本市場にフィットした製品になるための改良を行ったと発表した。
本製品は、オーストラリアで生まれた、引き戸の上部に取り付けるタイプのドアの自動化キット。今回の改良は、独特な日本建築への対応を行った。日本では、アルミ製や二重ガラスのドア、木製・樹脂ドア、欄間など、独自の素材や建築様式があったが、それらに対応する施工、設置方式を改良した。

改良により、ドア重量45kg以内の引き戸なら、アルミニウムや木製を問わずに自動化できる。施工については、自動ドア装置の設置(含むセンサー調整)の工事だけでOKとなり、ドア枠設置やドア吊り上げの工程が不用となっている。

ほかにも、自動ドアと電磁鍵がセットになった新モデルの発売や無線/有線のセンサー用意などが追加されている。

技術仕様

基本セットでは、ドアの前に立つと自動で開くのではなく、ドアに貼り付けたタッチスイッチを押して開けるという方式。人を感知して自動で開かせるにはオプションの有線モーションセンサーも用意されている。

有線モーションセンサー

価格については、オートスライド本体・ACアダプター・タッチスイッチ2個セットの基本セットが11万円前後(税込)。また、鍵内蔵式本体・ACアダプター・カードリーダー機能付きテンキー・カード5枚・リモコン・タッチスイッチが付くオートスライドロックが17万円前後(税込)となっている。
「オートスライド」
URL:https://autoslide.jp/
2018/04/13
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