国際的な写真フェスティバル「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2018」が開幕

Hiding in the vineyards with the Ruinart Cellar Master

2018年4月14日(土)から5月13日(日)まで、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2018」が開催される。今年で第6回目の開催を迎える国際的な写真フェスティバル。2018年は“UP”をテーマとしており、丹波口エリアや京都新聞ビル 印刷工場跡 B1F、藤井大丸 ブラックストレージといった今年新たに登場した個性あふれる会場に加え、通常は非公開の町家や寺院、指定文化財などを含む京都市内15カ所で、さまざまな展覧会が開催される。
本イベントは、世界屈指の文化都市を舞台に繰り広げられる国際的な写真祭。国内外の重要作家の貴重な写真作品や写真コレクションが、趣のある歴史的建造物やモダンな近現代建築の空間に展示される。15カ所での展覧会のほか、アソシエイテッド・プログラムとして4つの展覧会や関連イベントなどを展開。ジェイアール京都伊勢丹 2F 特設会場では、1日早い4月13日(金)からブースが設置されており、京都市内の会場案内のほか、パスポートや図録などの販売が行われる。パスポートは会期中 / 全会場に各1回のみ入場可能で、一般4000円 / 学生3000円。1日限定で全会場に各1回のみ入場できる1DAYパスポートも、一般3000円 / 学生2000円で販売されている。
メインプログラムの一例として、「y gion」会場では、入場無料の展覧会「Ruinart × Liu Bolin」を開催。MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社の取り扱いシャンパーニュ「ルイナール」と、北京出身の現代アーティストであるリウ・ボーリン氏とのコラボレーション作品が、日本で初めて公開される。作品に登場する人物にボディペイントを施して“透明人間”にした8点のカモフラージュ・パフォーマントアート作品は必見だ。
また、アソシエイテッド・プログラムの1つとしては、ジェイアール京都伊勢丹 7Fに隣接する美術館「えき」KYOTOで「蜷川実花写真展 UTAGE 京都花街の夢KYOTO DREAMS of KAGAI」が開催。京都の五花街から選び抜いた芸妓および舞妓15名を蜷川実花氏が撮影しており、京都の伝統の美学の粋が表現された。
さらに、会期中には京都市内各所のギャラリー / カフェ / 教育施設など約60カ所で、サテライトイベント「KG+」として写真展が同時多発的に開催。その一環として、ジェイアール京都伊勢丹 6Fの特設会場では、イギリスのバンド「JAPAN」のドラマーであったスティーヴ・ジャンセン氏の写真展「Through A Quiet Window」が開催される。

蜷川実花写真展メインビジュアル

「Through A Quiet Window ―スティーヴ・ジャンセン写真展―」
(C)Steve Jansen

■期間:
2018年4月14日(土)~5月13日(日)

■開催場所:
メインプログラムは京都市内15会場で開催

■問い合わせ先:
KYOTOGRAHIE事務局
url. http://www.kyotographie.jp/
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