ラックプラス、デザイナーが傘を自由にデザインして販売できる新サービスを開始
株式会社Luck Plusは、デザイン傘の販売および購入ができるWebサービス「Luck＋Designers」の提供を開始した（https://designers.luck-plus.co.jp/）。東京都伝統工芸品である東京洋傘を、クリエイターが自由にデザインし、オンライン上でユーザーへ無在庫販売できることが特徴（審査あり）。市販されていない独特のデザイン傘を年間1000本販売する予定で、同社では本サービスで提供するオリジナル傘のデザイナーを随時募集している。傘の主な価格帯は2万3500円〜3万3300円（税抜）。
「Luck＋Designers」は、自分が欲しいと思うデザインの傘を簡単に商品化できるサービスだ。Adobe Photoshop用（PSD形式）またはAdobe Illustrator用（AI形式）のテンプレートをダウンロードし、レイヤー上に自由にデザイン。データをアップロードしてデザイン申請を行うと、独創性 / 新規性 / 完成度などを総合的に踏まえて審査が行われる。採用されたデザインの傘が販売されると、傘が1本売れるたびに1500円のデザイン料を得ることが可能（支払いは月末締めの翌月末払い）。デザインが採用されても著作権はデザイナーに帰属し、自身で自由に使うことができる。
傘の形状は、長傘 / 折りたたみ傘 / 日傘の3つから選択が可能で、サイズはそれぞれ58cm / 50cm / 47cm。持ち手は革 / 木 / 竹 / アクリルといったさまざまな素材や形があり、デザインに応じたカスタマイズも行える。なお、同社では2018年4月から、傘の製造先を中国から日本企業に切り替えた。全て日本国内で生産され、縫製は手作業（関東縫い）。東京都が指定する東京都伝統工芸品として傘の取り扱いと販売を手掛けている。