Googleのオンライン表計算ソフト「スプレッドシート」がマクロに対応

「Googleスプレッドシート」

Googleは、表計算ソフトとして提供している「Googleスプレッドシート」について、有料サブスクリプションG Suiteユーザーに向けてアップデートを行い、マクロ機能を搭載した。
「Googleスプレッドシート」は、収益の分析や製品在庫の管理などに使える、便利な表計算ソフト。マクロというと、複雑なコードなどが必要なのでは?と身構える人も多いかもしれないが、単純なアクションを記録させることができる機能。

マクロレコーダーを使えば、「コピーして下のセルに貼り付け」など、繰り返しが発生する作業を記録させ、コマンドで再生させることで作業の簡略化が図れる。

マクロの記録は複数が可能で、一覧画面から選択して使いやすいように修正したり、独自スクリプトの追加もできる。

「Googleスプレッドシート」の強みは、複数のユーザーが同時編集中でもマクロを実行できるという点。クラウドベースのファイルで作業するため、チーム内の他の人が数字などを入力していても、マクロの実行が可能になっている。

今回のアップデートでは、マクロ機能の追加のほかにも、改ページやセルのチェックボックス化などの複数の機能が追加され、今後数週間で順次提供開始される。
発表資料
URL:https://www.blog.google/products/g-suite/think-macro-record-actions-google-sheets-skip-repetitive-work/
2018/04/16
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