「鶴身印刷所」がものづくりと学びのための複合施設に!竣工記念イベントで石版印刷機ワークショップも開催

木造トラスの大空間を生かすためにエントランスの一部は吹き抜け
写真提供:Arts&Crafts

建築のリノベーション設計や施工などを手掛ける株式会社アートアンドクラフトは、2018年4月21日(土)の13:00〜18:00に、「鶴身印刷所」(大阪府大阪市城東区新喜多1-4-18)のリノベーション竣工記念イベントを開催する。「鶴身印刷所」は戦前に小学校の講堂として建てられ、戦後は印刷工場として稼働した建築物で、新たにものづくりと学びの場の複合施設としてのリノベーションが竣工した。記念イベントでは、賃貸区画の内覧会と合わせ、石版印刷機を用いた印刷ワークショップや蚤の市が開催される。参加費は無料(ドリンクは有料)。
「鶴身印刷所」は巨大な木造トラスが印象的な建物で、今回のリノベーションでは可能な限り既存の状態を生かすことに配慮。石版石や木のパレットや印刷物を乾かすための造作材を建材としてリユースすることにより、印刷工場だった“記憶の継承”も行われている。貸室は彫金 / 木工などの工房や、建築設計 / グラフィック / プロダクトのデザインを行う事務所の用途で募集。1Fの道路に面する2つの区画は店舗を募集し、2Fの「講堂」と呼ばれる区画は時間貸しとなる。
賃貸区画は、面積が9.9平米〜26.8平米、賃料が2万5000円〜5万5000円、共益費が4000円〜1万円、敷金が0円(保証会社加入必須)、礼金が5万8000円〜12万8000円で、木造2階建の構造。なお、4月21日(土)の竣工記念イベント当日のワークショップでは、同施設の壁画にも描かれている元工場長も会場へと駆けつける。

個人事業主や数人規模の会社が入居しやすいテナント区画
写真提供:Arts&Crafts

株式会社アートアンドクラフト
URL:https://www.a-crafts.co.jp/
URL:https://www.facebook.com/events/1579293598785898/
2018/04/18
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