ドコモ、全方位に高解像度映像を表示しながら飛行できる浮遊球体ドローンディスプレイを発表

2017年開発の従来機(左)と、今回開発した新型機(右)

株式会社NTTドコモは、世界で初めて全方位に高解像度映像を表示しながら飛行することができる「高解像度版浮遊球体ドローンディスプレイ」を開発したと発表した。
同社は2017年に、LEDフレームを回転させて映像を表示しながら内部のドローンにより飛行する球体ディスプレイ「浮遊球体ドローンディスプレイ」を開発した。今回開発した「高解像度版浮遊球体ドローンディスプレイ」は、LEDフレームのLED搭載数と制御基板を刷新することにより、従来の12倍超の解像度(縦半周320×横1周760ピクセル)を達成している。

これにより、従来の機体では難しかった実写の映像やアニメーションなど、さまざまなコンテンツを空間の好きな場所に、リアルに表示することが可能となった。同社は今後、2018年度の商用化を目指して、スタジアムやコンサートホールなどのイベント会場向けソリューションのの提供を検討する。

なお、同社は4月28日に幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議2018」の「NTT超未来研究所 5th GENERATION NTT超未来大都会」に、今回開発した「高解像度版浮遊球体ドローンディスプレイ」を出展し、会場内でのデモ飛行を予定している。
株式会社NTTドコモ
URL:https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/info/news_release/topics_180419_01.pdf
2018/04/20
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