セキュリティスタートアップCapyが、ログイン画面への不正アタックを可視化する「Capy User Insights」を無償提供

Capy株式会社は、4月20日、ログイン画面への不正アタック状況を可視化する「Capy User Insights」を無料で提供することを発表した。無償提供のため、当面の間は毎月先着10社限定とのこと。
不正ログイン対策ツール「CapyパズルCAPTCHA」などの提供を行うセキュリティスタートアップ「Capy株式会社」が、無償の不正アタック可視化ツールの提供を開始した。同サービスは、ログイン画面にアクセスしているユーザーのIPアドレスなどの情報を収集し分析を行うことで、攻撃者の実態を把握し、適切な対策へとつなげるもの。

外国からのアクセスや、不自然なアクセス数の推移などを監視するとともに、Capyが独自に構築した攻撃者と推定されるIPアドレスのデータベース(ブラックリスト)との照合を行い、Torやプロキシサーバを利用したIPアドレスの秘匿、クラウド経由での不正アクセスなどについて、ログだけでは分からなかった脅威もグラフィカルに確認可能にする。
設置方法は、解析を行いたい画面に専用のJavaScriptのコードを貼り付けるだけ。実装から一ヶ月後には、解析結果レポートの提示と解説が受けられるというアフターケアも万全で、「可視化された脅威」への対策については、個別の相談も受け付けるとのことである。
申し込みの手順

1:「Capy User Insights」お申込み専用サイトでメールドレスを登録
お申込み専用サイトはこちら
https://capy.biz/insight

2:「Capy User Insights」専用コードを貴社のログインページに設置

3:1ヶ月後に解析結果レポートのご提示と解説

【ブラックアクセスヒートマップ】
曜日・時間帯ごとに攻撃者からの不正アクセスの脅威を可視化。
また、その不正アクセスの理由(Reason)により絞り込みも可能である。

Capy株式会社
URL:https://www.capy.me/jp/
2018/04/20
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