豊島株式会社より、味噌やコーヒー豆で染色するエコなテキスタイルグッズ3種発売

豊島株式会社は、4月27日、同社が展開するプロジェクトブランド「FOOD TEXTILE」より、味噌やコーヒー豆など食べ物がもつ“色”を使って染色したテキスタイル商品3種を発売すると発表した。雑貨ショップ「ON SEVEN DAYS（株式会社アイレクスリテイル）」とのコラボレーションにより実現した商品で、販売は5月3日（木）から「ON SEVEN DAYS」全14店舗で開始される

「FOOD TEXTILE」は、食べ物がもつ“色”に注目したテキスタイルプロジェクトブランドだ。食材を染料化する独自の技術により、廃棄予定の野菜や食材を染料として活用し、様々な企業とのコラボレーションを通して、一見関連が薄いと思われるアパレル業界からフードロス問題に取り組んでいる。

今回は、岐阜県の老舗油屋「山本佐太郎商店」・愛知県の飲食店「ぞうめし屋」・ハーブとアロマテラピー専門店「生活の木」・シアトル発祥のスペシャルティコーヒーショップ「タリーズコーヒー」より提供された残渣を利用。ON SEVEN DAYSとの共同企画により、食物のやさしい色合いを再現したTシャツ・バッグへと生まれ変わらせた。

山本佐太郎商店×イモ
岐阜県の老舗油屋「山本佐太郎商店」が展開する、和菓子職人まっちんとのコラボレーション商品、大地のおやつシリーズの「おいものかりんとう紫いも」の製造過程で出た紫芋の商品にならない端部分を使用している。

ぞうめし屋×ミソ
愛知県西尾市にある味噌屋今井醸造の3代目社長がもっと味噌の魅力を知ってもらうべく、2015年2月にオープンした、味噌を使った料理が絶品の飲食店。味噌を製造する段階で出た残渣を使用。

生活の木×マロウブルー
世界32カ国の提携農園から厳選したオーガニックハーブや精油などを直輸入し、ハーブ、アロマテラピー、スーパーフード関連商品を製造、加工、卸、販売。その中のハーブティー「マロウブルー」の残渣を使用。

タリーズコーヒー×コーヒー
シアトル発祥のスペシャルティコーヒーショップ。世界各国より厳選した豆を使い、国内で焙煎している。オーダーごとに丁寧に手動マシンで抽出しているというエスプレッソコーヒーの豆かすを使用。

豊島株式会社
URL：http://www.foodtextile.jp/
2018/04/27