アートディレクターを経て写真家へと転向した蓮井幹生氏の個展「光の画」

蓮井幹生写真展「光の画」

2018年4月28日(土)から5月20日(日)まで、BOOK AND SONSにて、蓮井幹生氏の写真展「光の画」が開催されている。蓮井氏は1955年生まれで東京都出身の写真家で、会場のBOOK AND SONSはタイポグラフィを中心としたグラフィックデザインの本を取り扱う古書店。「光の画」と題したアブストラクトのほか、約10年間で撮影してきた作品が、会場1Fと2Fのスペースを用いてランダムに展示される。入場無料、水曜定休(5月2日は休まずに特別営業)で、時間は12:00~19:00。
蓮井幹生氏は、日本デザインセンターでの勤務など、アートディレクターやグラフィックデザイナーとしてデザインの世界を経験した後に写真の道へと進んだ。カルチャー系のエディトリアルシーンで発表した著名人のポートレイト作品で注目を集め、その後は着々と表現の幅を拡大。まるでストーリーを語りかけるような写真表現で高く評価されている。
独自の世界観を展開した作品「PEACE LAND」は、継続的に発表されて2009年にフランス国立図書館に収蔵。2010年には「詠む写真」も同図書館にコレクションされた。2013年のベルリンのCOMME des GARCONS BLACK SHOPでの個展「IMAGINE IN THE LIGHT」や、2014年のクアラルンプールでの企画展「Two Mountains」、2017年のロンドンでの企画展「PHOTOGRAPHY NOW」など、さまざまな展覧会でも作品を精力的に発表している。
■期間:
2018年4月28日(土)~5月20日(日)

■開催場所:
BOOK AND SONS
東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番

■問い合わせ先:
BOOK AND SONS
tel. 03-6451-0845
url. https://bookandsons.com/
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