キヤノン製の監視カメラが全国で60台以上ハック被害。パスワード変更で不正アクセス防止対策を

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キヤノン株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、ネットワークカメラの不正アクセスなどの脅威について、注意喚起を行っている。
これまでに、インターネットに接続するキヤノン製ネットワークカメラ(監視カメラ)が、60台以上もハッキングによって画面に文字が書き込まれたり、正常に動作しなくなるという被害が発生。

同社では、ネットワークカメラを安全に利用するためには、パスワードの変更など不正アクセス防止対策をする必要があるとしている。

同社の発表では、ネットワークカメラにセキュリティ上の欠陥があるのか、それともパスワードを初期状態のままにしているユーザー側に問題があるのかははっきりしない。

いずれにせよ、キヤノン製ネットワークカメラを使用しているユーザーは、「プライベートIPアドレスで運用する」「ファイアウォールで通信を制限する」「ネットワークカメラをパスワードで管理する」「SSL暗号化通信を設定する」という4つのポイントで不正アクセス防止対策を行うことをオススメする。
発表資料
URL:http://cweb.canon.jp/caution/180426.html
2018/05/07
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