音楽から受けたインスピレーションを色彩で表現する美術作家の植田志保氏の個展「メドレー」

植田志保個展「メドレー」

2018年5月12日(土)から5月27日(日)まで、代官山シソンギャラリーにて、植田志保氏による個展「メドレー」が開催される。植田氏は、色に立脚した表現活動を展開している美術作家。色の有機的な動きを捉えた作品群「色のすること」や、個人との対話を通して記憶や意識に潜む色を顕在化させる即興描画「In a Flowerscape」などの活動で知られている。月曜休館で、時間は12:00〜20:00(日曜は11:00〜19:00)。
1985年兵庫県生まれの植田志保氏は、“体験するもの全てを色で認識する体質”を持つ。幼少期にピアノを弾いている最中に、“音階につく”色や様子について母親に訴えたことからパレットを手渡され、以降は色彩表現に没頭するようになった。本展で発表されるのは、植田氏が昭和初期の日本家屋を改装したシソンギャラリーを訪れた際に「オルゴールの中にいるよう」と感じたことを発端とする作品。音楽から受け取った様相が、そのまま色彩として作品で表現されている。
初日の前日にあたる5月11日(金)の18:00〜21:00には、誰でも自由に参加が可能なレセプションパーティーを実施。会期中には、作品の展示販売に加えて、対話描画の「In a Flowerscape」(5月13日および5月20日)や、ミュージシャンの宇波拓氏とのコラボレーションによる即興ライブペイント(5月19日)も実施される。対話描画とライブペイントは予約制。
■期間:
2018年5月12日(土)~5月27日(日)

■開催場所:
代官山シソンギャラリー
東京都渋谷区猿楽町3-18

■問い合わせ先:
代官山シソンギャラリー
tel. 03-6886-8048
url. http://sison.tokyo/
MdN DIのトップぺージ