ファーストサーバ、セキュリティと高信頼性を担保した「Zenlogicホスティング Powered by AWS」を提供開始

ファーストサーバ株式会社は、5月16日、Amazon Web Services, Inc.の「アマゾン ウェブ サービス」(以下、AWS)を採用したレンタルサーバー「Zenlogicホスティング Powered by AWS」の提供を開始すると発表した。2vCPU / 8GBメモリの「AWS-3」プランと、4vCPU / 16GBメモリの「AWS-4」プランが5月16日より納品開始。普及価格帯となる「AWS-1」「AWS-2」は、6月13日からの提供となる。提供価格は月額10,900円から。
同社が実施した「AWSを用いたレンタルサーバーについてのアンケート」によると、ユーザーがレンタルサーバー選定時に最も重視するポイントは、第1位:セキュリティ、第2位:機能の充実、第3位:高信頼性(高次のバックアップ・データ保護)という結果であった。

アンケート結果

しかしAWSには、AWSとユーザーの責任範囲が明示された責任共有モデルという定義が存在し、「セキュリティ」「高信頼性」などはユーザーの責任範囲において運用しなければならない。当然、ユーザー側にはクラウド利用の専門知識が必要となる。

今回提供される「Zenlogicホスティング Powered by AWS」は、ファーストサーバがレンタルサーバーの運用経験を活かしてAWSを管理運用することにより、ユーザーの責任負担を最小限に抑え、本来の利用目的に専念する環境を提供するサービスである。

具体的には、まず「セキュリティ」に関しては、ファーストサーバがサーバーOSの更新やセキュリティパッチの適用、監視やインシデント対応を行うため、ユーザーによるアクセス管理が不要となる。ユーザー側は、Zenlogicの管理画面からWebやメールといった設定を行うのみだ。

「高信頼性」に関しては、AWSの同一リージョン内の別アベイラビリティゾーンに1日1回、3日分のバックアップを自動で取得。将来的にはスナップショットによるバックアップを別リージョンに取得できるオプション提供も予定されている。

「機能の充実」という面でも、レンタルサーバーの30種類以上の機能を標準で提供しており、IT専門知識のない人でも、ストレスなく利用できるようになっている。さらに、メール・電話による365日サポートが標準で付帯し、2週間の無料期間付き。今なら、年間契約割引や事前エントリーで1ヶ月分の無料クーポンがプレゼントされる早割キャンペーンなども実施されている。
ファーストサーバ株式会社
URL:https://www.firstserver.co.jp/
2018/05/16
MdN DIのトップぺージ