Twitterの“荒らし対策”は「行動シグナル」、対象ツイートの表示を少なくして皆すっきり

Twitterは、SNSコミュニティの中で公共の会話のマナーレベルを著しく低下させ、Twitterを悪意を持って利用する行為を「荒らし」と認定し、対応策を発表している。
同社によると、Twitter上で悪意のある行為を報告されたアカウントは全体の1%に満たないとしている。それらの少数のアカウントがほかのユーザーの気分を害し、Twitter上での充実な時間を阻害しているという。

それらのアカウントを「荒らし」を行う者であると認定するのには「行動シグナル」を利用する。「行動シグナル」とは、アカウント登録時にメールアドレスを認証しない、同一人物が複数アカウントを持つ、似ているツイートを繰り返し投稿する、フォローしていないアカウント宛に@ツイートをするなど、攻撃的と受け止められる可能性がある行為などが該当する。

つまり、「荒らし」を行いそうなアカウントを予め把握しておき、そのアカウントがTwitterのポリシーに反するツイートを行った時は、いち早く会話に表示されにくくし、検索結果の順位も下げるという対応を行うというものだ。

同社ではこの取組について「まだ完璧ではない」と認めつつ、今後もプロセスとツールを向上させ、サービス全体の健全性と利用者の体験の向上に努めるとしている。
発表資料
URL:https://blog.twitter.com/official/ja_jp/topics/company/2018/Serving_Healthy_Conversation.html
2018/05/16
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