ラトック、腕時計端末によるメッセージ送受信を組み込める「WorkWatch Alarm」を提供開始

WorkWatch Alarm

ラトックシステム株式会社は、腕時計端末とWindows PC間でメッセージ送受信を行えるシステム「WorkWatch Alarm」を6月下旬に提供開始すると発表した。
同製品は、腕時計型端末とSubGiga-Bluetooth Gateway、SubGigaホストアダプター、Windows用アプリケーションから構成されるシステムセット。腕時計端末を装着した作業員と管理棟のWindows PC間でメッセージを送受信するコミュニケーションシステムとして使用できる。WindowsPC用アプリケーション開発キットとしてSDKを提供しており、稼働中の既存システムと連携して、腕時計端末へメッセージ送信やバイブレーションによる通知を行える。

腕時計端末には温度計や湿度計、6軸センサーを搭載しており、腕時計の周辺温度や湿度、歩行データを取得してWindowsPCへ送信する機能や、腕時計装着者の転倒・落下を検知し、WindowsPCへ送信する機能を搭載する。ゲートウェイは3点のリレー出力を装備し、任意のタイミングでパトライトやブザー鳴動などが可能となる。

Windows用SDKは、VisualC++、C#、VisualBasicに対応しており、動作確認用のサンプルプログラムもソースコード付きで添付している。ハードウェアは、ゲートウェイ5台および腕時計端末5台の基本セット(A)と、ゲートウェイ2台および腕時計端末10台の基本セット(B)を用意している。
ラトックシステム株式会社
URL:http://www.ratocsystems.com/products/subpage/workwatchalarm.html
2018/05/21
MdN DIのトップぺージ