キャリアとスタバなどの無料Wi-Fi速度比べ、キャリアの遅さ・セブンの速さが目立つ結果に

ICT総研調べ

市場調査やマーケティングを手がける株式会社ICT総研は、「公衆無線LAN(公衆Wi-Fiサービス)通信速度実測調査」の結果を公開している。
一般には無料Wi-Fiとして認知されている公衆無線LANサービス。携帯キャリアや飲食店、コンビニなどで提供されているが、その通信速度の実態を明らかにしたのが今回の調査。

調査対象は、NTTドコモ「0001docomo」、au(KDDI)「au_Wi-Fi2」、ソフトバンク「002softbank」、セブン&アイ「セブンスポット」(7SPOT)、スターバックス「at_STARBUCKS_Wi2」、羽田空港「HANEDA-FREE-WIFI」の6種類のアクセスポイント。測定端末はiPhone7を使い、各アクセスポイントで閑散時間帯と繁忙時間帯それぞれ10地点ずつ、1地点あたり速度測定アプリ「RBB SPEED TEST」と「Googleスピードテスト」を使って3回ずつ測定している。

結果としては、携帯電話キャリア3社の下り(ダウンロードなど)速度は平均19.7Mbps、キャリア以外は平均 36.3Mbpsとなり、スピードに2倍近い差があり、キャリアの遅さが目立つ結果となった。

ただ、これは7SPOTのスピードが抜きん出て速いことでキャリア以外の平均を押し上げた結果となっており、例えばキャリア3社の平均とスターバックスではさほどの差は出ていない。

上り(アップロードなど)に関しては、キャリア3社は22.9Mbpsと若干速くなるが、7SPOT、スターバックス、羽田空港の3つもスピードアップしており、大きな差は全く縮まらないという状況だ。

ICT総研調べ

繁忙時間帯・閑散時間帯の下り比較でも7SPOTが他を最大3倍近く引き離すスピードを出し、2位に羽田空港という構図は変わらなかった。そしてスターバックスとキャリア3社は繁忙時間帯でスターバックス優位、閑散時間帯でわずかにキャリア3社の方が速いという結果になった。

“無料”という言葉につられて喜んでアクセスすると、遅すぎて全く使えないWi-Fiスポットに当たったことのあるユーザーも多いと思われる。サービスとして提供する以上、キャリア3社には通常利用できるレベルでのスピードを期待したい。
発表資料
URL:http://ictr.co.jp/report/20180522.html
2018/05/25
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