ソニーがAIを用いたタクシー配車業に参入、タクシー会社7社と「みんなのタクシー」設立

「みんなのタクシー」に参加するグリーンキャブ

ソニー株式会社とソニーペイメントサービス株式会社は、タクシー業界の7社(株式会社グリーンキャブ、国際自動車株式会社、寿交通株式会社、大和自動車交通株式会社、株式会社チェッカーキャブ、東都自動車株式会社、日の丸自動車株式会社)と協力し、ソニーの人工知能(AI)技術を活用した新たなタクシー関連サービス事業準備会社として「みんなのタクシー株式会社」を設立したと発表した。
ソニーが持つAI技術を活かし、タクシー会社7社が所有する1万台のタクシーへ、需要予測などを提供。リアルタイムでタクシーの必要数が増加しそうな場所でタクシーを多く待機させるなどが可能になる。

また、タクシー会社7社の会社の枠を越えて配車サービスなどを活用して、ユーザーが必要な時に必要な台数のタクシーを用意できるようになり、ユーザーの利便性向上を目指すとしている。

タクシーの配車サービスでは、Uber(ウーバー)が先駆けとしてリードし、トヨタのジャパンタクシーへの出資、DeNAのタクシー配車アプリ参入など競争が激化している。それに対し、ソニーは7社をまとめあげる連合体制で望む格好となった。
発表資料
URL:https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201805/18-0531/index.html
2018/06/01
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