AppleのWWDCで「iPhone SE 2」の発表は無し…秋には6.5万円の廉価版登場との予測

Appleは4日(米国時間)、年次カンファレンス「WWDC 2018」を開催し、ダークモード搭載の新macOS「Mojave」やARやコミュニケーション機能を強化した「iOS 12」を発表した。今回は、ソフトウェア関連の発表ばかりとなっていて、多くのユーザーが期待したハードウェアの新製品の発表はなかった。
「iPhone SE 2」については、4月にAppleがユーラシア経済共同体(EECー=Eurasian Economic Commission)に製品番号を登録。これまで新製品発売前には必ず番号登録があったので、これは「iPhone SE 2」に違いないと多くのユーザーが色めき立った。

その後、全面ディスプレイで顔認証搭載の「iPhone SE 2」のレンダリング画像やリーク画像などが公開されるも、今回の発表会では「iPhone SE 2」の発売が発表されることはなかった。

多くのユーザーが期待する4インチで全面ディスプレイの「iPhone SE 2」

一方、Appleの新製品情報に定評のあるTF International証券のミンチー・クオ氏は、今秋の発売が予想されるiPhoneについて言及。情報では今秋のiPhoneは2モデルのハイエンドな有機ELモデルと、廉価版の液晶ディスプレイモデルという位置づけになっている。

価格は5.8インチのOLEDモデルは800〜900ドル、6.5インチのOLED「iPhone X Plus」は900〜1000ドル、そして6.1インチTFT‐LCD(液晶)モデルは600~700ドル程度になるとのこと。

廉価版でも、現在のハイエンドモデルiPhoneXと同じ全面ディスプレイで顔認証を搭載する模様。ただ、今回のWWDCでのSE2の発表無しと合わせ、小さな4インチサイズの「iPhoneSE」後継機を待ち望むユーザーにとっては、希望を打ち砕かれる予想ともなっている。
appleinsider
URL:https://appleinsider.com/articles/18/06/04/well-known-apple-analyst-re-appears-predicts-lower-2018-iphone-pricing
2018/06/05
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