“視覚の魔術師”とも呼ばれる奇想版画家の大型展覧会「ミラクル エッシャー展」

生誕120年 イスラエル博物館所蔵
「ミラクル エッシャー展 奇想版画家の謎を解く8つの鍵」

2018年6月6日(水)から7月29日(日)まで、上野の森美術館にて「ミラクル エッシャー展 奇想版画家の謎を解く8つの鍵」が開催される。20世紀を代表する版画家の1人で、“視覚の魔術師”とも呼ばれるマウリッツ・コルネリス・エッシャー(1898〜1972年)の生誕120周年を記念した大型展覧会。イスラエル博物館の所蔵品が出品され、同博物館でも常設展示されていない秘蔵のコレクションが初来日している。
マウリッツ・コルネリス・エッシャーは、実際にありそうで現実には存在し得ない風景や、1つの絵の中に重力が異なる世界を存在させるなど“あり得ない世界”を描いたことで知られる作家だ。本展では、初期の作品や木版、直筆のドローイングなど、選りすぐりの約150点を紹介。科学、聖書、風景、人物、広告、技法、反射、錯視という8つの観点から、彼がどのようにして唯一無二の作品を生み出したかを探る。
中でも特に目玉となる作品は、4m幅にも及ぶ大作の「メタモルフォーゼ II」。「メタモルフォーゼ」は、彼の代表的な構図の原点とも言えるシリーズで、この作品はエッシャー自身による貴重な初版プリントでもある。
会期中無休、開館時間は10:00〜17:00(金曜は20:00閉館 / 入館は閉館30分前まで)で、当日券での入館料は一般1600円 / 高校・大学生1200円 / 小・中学生600円 / 小学生未満無料。なお、本展は2018年11月16日(金)〜2019年1月14日(月・祝)に大阪あべのハルカス美術館でも開催され、その後に福岡や愛媛への巡回も予定されている。
■期間:
2018年6月6日(水)~7月29日(日)

■開催場所:
上野の森美術館
東京都台東区上野公園1-2

■問い合わせ先:
イスラエル博物館 / 産経新聞社 / フジテレビジョン / 上野の森美術館
tel. 03-5777-8600(ハローダイヤル)
url. http://www.escher.jp/
MdN DIのトップぺージ