トヨタ、ル・マン参戦マシンをベースにしたスーパースポーツカーの市販モデル開発を発表

発表資料

TOYOTA GAZOO Racingは、フランスで開催されたル・マン24時間レース会場において、市販を目標とするスポーツカー「GRスーパースポーツコンセプト」を公開し、開発に着手していることを発表した。
トヨタの初優勝で幕を閉じた第86回目の「ル・マン24時間レース」。ル・マンはFIA世界耐久選手権(WEC)シリーズの中の1レースとなるが、トヨタはWECにレーシングマシン「TS050 HYBRID」で参戦している。

新開発のスポーツカーはこの「TS050 HYBRID」とほぼ同じ主要パーツで構成された、コンセプトカー。スポーツカーと言っても、エンジンと電気モーターの二つの駆動力で動くハイブリッドカー(HV)となっている。
流用される技術は、V6ツインターボチャージャーやトヨタハイブリッドシステム・レーシング(THS-R)、高効率のEVシステム、希薄燃焼エンジンなど。

ボディは、流れるような流線型でワンシーターの完全なるレーシングカータイプ。市販時にもこの形状のままなのか、それともツーシーターなどに改良されるのかは不明だが、デザインやパワーなど、多くの車ファン垂涎の車になることは間違いない。
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URL:https://newsroom.toyota.co.jp/jp/toyota/23009798.html
2018/06/19
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