カドケシを生んだ“コクヨデザインアワード”が2018年もスタート。今年のテーマは「境界を越える」

コクヨ株式会社は、6月22日、使う人の視点で優れたデザインを募り、商品化を目指す、国内最大級のデザインコンペティション「コクヨデザインアワード2018」の開催を発表。同日より作品の募集を開始した。募集期間は2018年6月22日(金)~8月31日(金)まで。
コクヨデザインアワードは、2002年の創設以来「カドケシ」や「キャンパスノートパラクルノ」、「和ごむ」、「なまえのないえのぐ」、「本当の定規」などの数々のヒット商品を世に送り出してきた。近年では、プロダクトの機能性、実用性やデザインの美しさだけでなく、人々の仕事や学び、生活のシーンにおいて、新しい価値やストーリーの提案を期待するテーマを掲げ、昨年は食べ物を道具として捉えた柔軟な発想の作品が受賞を果たすなど新たな展開を見せている。

今年のテーマは、境界を越えることで見える新しい世界や、生まれる関係性を表す『BEYOND BOUNDARIES』。「新しい価値を提案している」「生活のシーンを提案している」「商品化の可能性がある」の3点が審査基準となる。コクヨの主要商品カテゴリーである文具、家具だけでなく、生活で用いる道具全般を対象とし、働く・学ぶ・暮らすシーンで用いられる柔軟なアイデアが期待されている。

カドケシ [2002年優秀賞受賞]

なまえのないえのぐ [2012年グランプリ受賞]
※生産終了

パラクルノ [2002年優秀賞受賞]

和ごむ [2013年優秀賞受賞]

コクヨ株式会社
URL:http://www.kokuyo.co.jp/award/
2018/06/22
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