どこか可笑しさも感じさせる家族や故郷の日常を写した川崎祐氏の写真展「Scenes」

株式会社リクルートホールディングスが運営するギャラリー「ガーディアン・ガーデン」にて、2018年6月26日（火）から7月13日（金）まで、川崎祐氏の写真展「Scenes」が開催される。入場無料、日曜休館で、時間は11:00～19:00。川崎氏が故郷の滋賀県長浜市で撮影した家族の写真や、地元周辺の過疎化する郊外の風景写真を展示する。

1985年滋賀県生まれの川崎祐氏は、2009年に早稲田大学第一文学部を卒業し、2013年に一橋大学大学院言語社会研究科を修了。2017年に第17回写真「1_WALL」のグランプリを受賞した。受賞作品は、家族を被写体として、日常の中に垣間見える混沌と静寂を写した「光景」。審査員からは「被写体である家族それぞれのキャクターがとても魅力的」「鬱屈感や閉塞感と釣り合うエネルギーを持つ作品」と評価された。

本展は、その第17回写真「1_WALL」のグランプリ受賞者個展として開催される。展示作品で撮影されているのは、物が散乱した部屋に佇む父、リビングルームで体操をする母、田んぼのあぜ道を歩く姉など、どこか可笑しさを感じさせる瞬間も含まれた家族の日常だ。そのイメージの重なりからは、人間それぞれが抱える問題や感情が朧げに浮かび上がっている。

■期間：
2018年6月26日（火）～7月13日（金）

■開催場所：
ガーディアン・ガーデン
東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビル B1F

■問い合わせ先：
ガーディアン・ガーデン
tel. 03-5568-8818
url. http://rcc.recruit.co.jp/