画家の熊倉涼子氏と彫刻家の永井天陽氏による2人展「DI-VISION/0」

2018年6月29日（金）から7月16日（月）まで、TAV GALLERYにて、「DI-VISION/0」と題した展覧会が開催される。画家の熊倉涼子氏と彫刻家の永井天陽氏による2人展。熊倉氏が永井氏の作品をモチーフに描くというコラボレーションが試みられている。休廊日は毎週水曜と木曜で、開廊時間は13:00〜20:00。

画家の熊倉涼子氏は、1991年東京生まれで、2014年に多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻を卒業した。近作の「静物画」（Still Life）シリーズでは、折り紙やペーパークラフトなどのモチーフを自作し、それらを写実的に描いている。

一方の永井天陽は、熊倉氏と同じく1991年生まれで、埼玉県飯能市出身。2014年に武蔵野美術大学造形学部彫刻学科を卒業し、2016年に武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻彫刻コースを修了した。信楽焼のタヌキとテディベア、バービー人形とマリア像など、異なる2つの物体を重ね合わせる「metaraction」シリーズで知られている。

本展のキュレーターを務めたのは、批評家の飯盛希氏。平面と立体という異なる形式を手掛けながらも、ものの輪郭や表面に対して共通するアプローチをとっている2人のコラボレーションで、この機会にしか見られない特別な作品も披露されている。

■期間：
2018年6月29日（金）～7月16日（月）

■開催場所：
TAV GALLERY
東京都杉並区阿佐谷北1-31-2

■問い合わせ先：
TAV GALLERY
tel. 03-3330-6881
url. http://tavgallery.com/