自分の個人情報が流出していないかをチェックできるツール「Firefox Monitor」

「Firefox Monitor」

Mozillaは、新しいセキュリティツールとして、個人のアカウントが情報流出の被害にあっていないかどうかをチェックできる「Firefox Monitor」のテストを発表した。本ツールは、自分のアカウントが情報流出被害に合った場合通知してくれるサービスHaveIBeenPwned.com(HIBP)との提携によって実現している。
Webを利用する人なら誰でもそうだが、複数のサービスを利用するには複数のアカウントが必要となる。そして一つのサービスから情報が流出した場合、メールアドレスやパスワードから、他のサービスでも個人情報流出や不正利用の可能性は一気に高まる。

「自分の個人情報は大丈夫か?」という不安が常に付きまとうわけだが、この不安を解消できるのが本ツール。自分のメールアドレスを入力するだけで、当該のメアドが情報流出被害にあっているかどうかがチェックできる。

「Firefox Monitor」とHIBPが情報を共有する危険性については、匿名化されたデータ共有を採用し、ユーザーのプライバシーを保護する。

本テストはまず、主にアメリカで25万人のユーザーを招待して実施される。その後、テストの結果を踏まえて全Firefoxユーザーへと開放するとしている。
発表資料
URL:https://blog.mozilla.org/futurereleases/2018/06/25/testing-firefox-monitor-a-new-security-tool/
2018/06/28
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