国内外の古美術を赤と青の2つの色に分けて展示する「赤と青のひ・み・つ 聖なる色のミステリー」

みみずく土偶 余山貝塚
縄文時代後期(BC1300年頃)
重要文化財 辰馬考古資料館蔵
(撮影:藤森武)

べス神形容器
エジプト 前7-前6世紀 MIHO MUSEUM蔵

2018年6月30日(土)から8月26日(日)まで、MIHO MUSEUMにて、夏季特別展「赤と青のひ・み・つ 聖なる色のミステリー」が開催される。世界の古代美術や日本の古美術を、赤と青という2つの色に分けて展示する体験型展覧会。子ども連れで美術館を楽しむことができ、大人も童心に帰って美術品に親しめる。
本展では、古代から近世において美術品に用いられてきた赤と青を取り上げ、人々が古くから「色」とどのように関わってきたかを考えていく。展示数は、赤い作品が約45点、青い作品が約80点で、そのうち1点は重要文化財。色を切り口とすることで、国内外の選りすぐりの名品の新しい魅力を見つけることが可能だ。
さらに、夏休みスペシャル企画として、さまざまなコーナーやプログラムも用意。予約不要で参加できるものとしては、古代の人のように赤でフェイス・ペインティングをしたり、青い石のアクセサリーを着けたりして楽しむ「赤と青で変身してみよう」や、古代の人たちが着色のために使った赤と青の石に触れる「聖なる石を触ってみよう」などが用意されている。
開館時間は10:00〜17:00(入館は閉館1時間前まで)で、入館料は一般1100円 / 高校・大学生800円 / 小・中学生300円。休館日は毎週月曜で、7月16日(月・祝)は開館し、翌日の7月17日(火)が振替休館となる。

伊藤若冲筆「達磨図」
江戸時代 18世紀 絹本著色 一幅 MIHO MUSEUM蔵

魚形容器
東地中海地域あるいはイタリア 1世紀 ガラス MIHO MUSEUM蔵

■期間:
2018年6月30日(土)~8月26日(日)

■開催場所:
MIHO MUSEUM
滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300

■問い合わせ先:
MIHO MUSEUM
tel. 0748-82-3411
url. http://www.miho.or.jp/
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