スマホ落とした!その瞬間にバネが飛び出してディスプレイを守る「モバイルエアバッグ」

Mobile Airbag

ドイツの工学部生が考案した、スマートフォンを落下のダメージから守る「Mobile Airbag(モバイルエアバッグ)」が話題になっている。
独Aalen大学の大学生Philip Frenzelさんは、スマートフォンを使う上で切っても切れない関係にある“スマホを落とす”ことに向き合ったスマートフォンケースを開発した。

ケースにはスマホが人の手から離れて自由落下を始めたことを検知するセンサーを搭載。スマホが落ち始めると、ケースの4隅に搭載されたバネが飛び出す。そして反り返ったバネは地面に落ちてもショックを和らげる。また、ディスプレイに直接地面が当たることも防ぎ、スマホの画面のガラス割れなどを防いでくれる。

動画を見てみると20~30cmの位置から落としてもバネは開いており、優秀なセンサーとバネ機構を備えていることがわかる。また、バネは使い捨てではなく、飛び出しても再度収納して使うことができる。

発表したドイツのメカトロニクス学会ではトップの評価を受け、特許も申請済み。7月中にはクラウドファンディングサイトKickstarterに出品される予定で、日本からも購入できるようになる見込みだ。
Engineering Student Designs a "Mobile Airbag" that Deploys When your Device is Dropped
THE VERGE
URL:https://www.theverge.com/circuitbreaker/2018/6/30/17514940/mobile-airbag-drop-phone
2018/07/09
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