アイ・オー、家族で共用してもプライバシーを守れる“じぶんフォルダー”機能を備えたNASを発売

「HDL-TAシリーズ」

株式会社アイ・オー・データ機器は、ネットワーク接続ハードディスク(NAS)の新製品として、「HDL-TAシリーズ」を順次発売する。出荷予定は2018年7月末〜8月上旬。製品ラインナップには、希望小売価格が2万6600円(税抜)の4TBモデル、2万3200円(税抜)の3TBモデル、1万9900円(税抜)の2TBモデル、1万6500円(税抜)の1TBモデルが用意されている。
本シリーズは、LANポート(10 / 100 / 1000BASE-T)と拡張用のUSB 2.0コネクタを搭載しており、対応プロトコルはTCP/IP(IPv4/IPv6)。「Remote Link Files」アプリを用いることで、インターネットを介して外出先からのリモートアクセスも可能だ。推奨同時接続台数は、最大で8台とされている(AFP接続時は上限8台まで)。
初めてNASを導入するユーザーが、初回のセットアップからセットアップ後の利用までスムーズに行えるように配慮されていることが特徴。パソコンでは専用アプリの「LAN DISKコネクト」を使用し、スマートフォンではQRコードを読み込んで設定ができる。
複数のデバイスから同時アクセスでき、家族などでの共用に役立つNASだが、保存したデータを他のユーザーからは見られたくないこともある。そこで、本製品では、プライバシー保護機能の「じぶんフォルダー」が用意された。これを利用することで、ユーザー名とパスワードを設定した自分専用の保存スペースを作成できる。
拡張用USBポートにUSB接続式のHDD(別売)をつなぐことで、本製品からの履歴差分バックアップも可能。指定した曜日や毎日の決まった時間でバックアップでき、プライバシー保護のため「じぶんフォルダー」はバックアップ対象外とされる。本体サイズは約43(幅)×168(高さ)×134(奥行)mmで、重量は約1.1〜1.3kg。設置方法は、縦置き / 横置きのいずれにも対応している。
株式会社アイ・オー・データ機器
希望小売価格:
「4TBモデル」2万6600円(税抜)
「3TBモデル」2万3200円(税抜)
「2TBモデル」1万9900円(税抜)
「1TBモデル」1万6500円(税抜)
URL:http://www.iodata.jp/
2018/07/11
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