水木しげる氏(2015年没)デザイン! 未公開の“新妖怪”が、水木プロダクションの手で漫画化

株式会社講談社は、7月13日発売の「ゲゲゲの鬼太郎 総集編 2018年夏号」において、水木しげる氏によるデザインのみが残されている新妖怪「岩戸のガマ坊主」が登場する新作漫画を掲載すると発表した。水木プロダクションの手によって漫画化されたもので全25ページ。
鬼太郎の生みの親、漫画家・水木しげる氏(2015年没)が考えたアイデアで、まだ漫画化されていないものが複数存在していることが判明。そのうちのひとつが、この夏、漫画化されることとなった。

「岩戸のガマ坊主」と名づけられたこの妖怪は、岩戸の主にして番人。千年生きている手ごわい妖怪のようだ。ゲゲゲの鬼太郎と言えば、2018年4月より放送されているテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎 6期」も、水木氏の没後はじめて制作されたシリーズとして注目を集め、評判も上々のようだ。今回の新作漫画でも、われらが妖怪ヒーロー・鬼太郎とどんな戦いを演じてくれるのか気になるところだ。

「ゲゲゲの鬼太郎 総集編 2018年夏号」(7月13日発売)には、この「岩戸のガマ坊主」(25ページ)のほかに、鬼太郎が、母を探して地獄を旅する大長編「鬼太郎 地獄編」(180ページ)や、オリジナルストーリー「ゲゲゲの鬼太郎千物語」傑作選などが収録されており、まるごと一冊が鬼太郎づくしの全408ページ。価格は500円だ。

また、同日には、水木しげる氏の描いた超精密な妖怪画333体を収録したオールカラー図鑑「妖怪ビジュアル大図鑑」(1200円)の発売も予定されている。

『妖怪ビジュアル大図鑑』

株式会社講談社
URL:http://www.kodansha.co.jp/
2018/07/11
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