西日本豪雨で開放された災害時無料Wi-Fiにサイバー攻撃の危険性、内閣サイバーSCが注意喚起

各社アクセスポイントイメージ
無線 LAN ビジネス推進連絡会資料より

IT関連のサイバーセキュリティ情報などを提供する内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は、「平成30年7月豪雨」(西日本豪雨)で開放されている災害時無料Wi-Fi「00000JAPAN」について、サイバー攻撃の危険性があると注意喚起している。
「00000JAPAN」は緊急時の連絡や安否確認などの利便性を優先しているため、通信が暗号化されていないWi-Fiサービス。そのため、攻撃者によって、通信の途中で盗聴されたり、偽のアクセスポイントを使って情報を奪取されるなどの危険性があるとしている。

そのため、利用する場合は、安否確認や情報収集などの必要最小限にとどめ、IDやパスワード、個人情報の入力、お金が関係するサービスの利用は極力避けるようにと呼びかけている。

また、本件に限らず、無料Wi-Fiを利用する場合は、仮想の専用ネットワークを作り、高いWi-Fiセキュリティを実現できる「VPNソフト」を使って通信することを推奨している。
内閣サイバーセキュリティセンターの注意警戒情報
URL:https://twitter.com/nisc_forecast/status/1016246248649605121
2018/07/11
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