体験型の展示で美術作品の世界を楽しめる「トーハク×びじゅチューン！なりきり日本美術館」

2018年7月24日（火）から9月9日（日）まで、東京国立博物館 本館の特別4室および特別5室にて「トーハク×びじゅチューン！なりきり日本美術館」が開催される。“トーハク”とNHK Eテレの番組「びじゅチューン！」とのコラボレーションで実現された夏のファミリー向け企画。“なりきり”をキーワードに、さまざまな参加型 / 体験型展示が展開される。

「びじゅチューン！」は、世界の“びじゅつ”を歌とアニメで紹介している番組。毎週水曜の19:50から放送されており、作詞 / 作曲 / アニメ / 歌など全てをアーティストの井上涼氏が手掛けている。本展の会場では、この「びじゅチューン！」で取り上げられた東京国立博物館所蔵品から5点をピックアップ。高精細画像を用いた精巧な複製や映像などによる多彩なアプローチで、“なりきり”体験がデザインされている。

一例として、葛飾北斎の「冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏」は、「びじゅチューン！」では波が富士山に恋する歌「ザパーンドプーンLOVE」になっており、本展では映像を使ってリアルなサイズの波を再現。波の大きさを体感したり、波の気持ちになって富士山に思いを伝えたりと、作品世界で遊ぶことができる。また、本館展示室、平成館特別展会場では「びじゅチューン！」で取り上げられた作品自体も展示。“ほんもの”の作品も鑑賞することが可能だ。

休館日は8月13日（月）を除く毎週月曜で、開館時間は9:30～17:00（金曜と土曜は21:00閉館 / 日曜は18:00閉館 / いずれも入館は閉館30分前まで）。観覧料は一般620円 / 大学生410円で、高校生以下および満18歳未満と満70歳以上は無料で観覧できる。

■期間：
2018年7月24日（火）～9月9日（日）

■開催場所：
東京国立博物館 本館 特別4室・特別5室
東京都台東区上野公園13-9

■問い合わせ先：
東京国立博物館
url. http://www.tnm.jp/