高精細な複製画によって実現された全37点の絵画展「フェルメール光の王国展2018」

《真珠の耳飾りの少女》1665年マウリッツハイス美術館蔵
photoフェルメール・センター銀座

2018年7月28日(土)から9月2日(日)まで、そごう横浜店 6Fのそごう美術館にて、「フェルメール光の王国展2018」が開催される。ヨハネス・フェルメール(1632〜1675年)の作品と認識されている全37点を、最新の印刷技術で“リ・クリエイト”した複製画の展示。フェルメールが描いた当時の色彩を求め、原寸大で鮮やかに再現されている。
“リ・クリエイト”は、単なる複製や模倣ではなく、作家の世界観や生命観を再現して文字通りに“再・創造”したものだ。サイズや額も、実際の作品が忠実に再現された。複製画ならではの楽しみ方ができることも特徴で、たとえば本展の絵画「手紙を書く女と召使い」を再現した部屋では、記念写真の撮影を楽しむことができる。
複製画のほか、フェルメールの生涯を知るための分かりやすい資料も披露。17世紀オランダ・デルフトの社会や絵画事情、フェルメールが画家となった背景などが紹介されている。久保田チェンバロ工房や東京古典楽器センターの協力により、フェルメールが絵画として描いた楽器(ヴァージナル、リュートなど)の展示も用意。フェルメールが辿った軌跡を存分に楽しむことができる。
会期中無休、開館時間は10:00〜20:00(入館は閉館30分前まで)で、当日券での料金は大人1000円 / 高校・大学生800円 / 中学生以下無料。

《牛乳を注ぐ女》1658〜60年 アムステルダム国立美術館蔵
photoフェルメール・センター銀座

■期間:
2018年7月28日(土)~9月2日(日)

■開催場所:
そごう美術館
神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店 6F

■問い合わせ先:
そごう美術館 / フェルメール・センター実行委員会
url. https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/archives/18/vermeer/index.html
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