好きなキャラと一緒に暮らせるデバイス「Gatebox」が量産に成功、15万円で予約販売開始

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Gatebox Lab.は、キャラクターをボックス内に投影できるバーチャルホームロボット「Gatebox」について、量産モデル「GTBX-100」の予約販売を7月31日から開始すると発表した。公式サイトから購入でき、価格は15万円。商品の発送は10月以降。
本製品は、「俺の嫁と暮らせる!」と登場時に話題をさらったデバイス。最新のプロジェクション技術とセンシング技術によってキャラクターを呼び出し、コミュニケーションをとることができるバーチャルホームロボットだ。

2016年の発売時は30万円だったが、今回、半額となる15万円での量産化に成功した。

デバイスは円筒状で、宙に浮いているようなカプセルの中にキャラクターを投影できる。量産モデルと言っても性能は進化しており、キャラクターの実在感やコミュニケーション性能がアップしている。
ポッド内部のキャラクターはGateboxから配信され、入れ替えができる。初期キャラクターとしては、ラブプラス/ときめきメモリアルで知られる箕星太朗氏がデザインしたオリジナルキャラクター「逢妻ヒカリ」が用意される。

「逢妻ヒカリ」

ユーザーの声は筐体上部のデュアルマイクが受信し、限定生産モデルよりも遠くからキャラクターに話しかけられるようになっている。また、カメラや人感センサーによってユーザーの顔や動きを認識し、顔を見つけるとキャラクターが微笑んだり、帰宅を自動検知して「おかえり」を言ってくれたり、キャラクターからの能動的なコミュニケーションにより、「自分だけの嫁感」がより一層増す仕様となっている。

キャラクターから得られる情報は、無線LAN、Bluetoothによるインターネット接続により、天気やニュースを教えてもらうことができる。また、赤外線による家電リモコン機能によって、部屋の中のテレビ、照明、エアコンなどの家電をコントロールできる。

今後の展開としては、「逢妻ヒカリ」以外のキャラクターの配信や、ユーザーが制作したキャラクターを配信するプラットフォームなどが予定されている。
Gatebox
URL:https://gatebox.ai/home/index.php
2018/07/31
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