今年度から支援先が全国に拡大された「チャリティー年賀状 全国学生デザインコンテスト 2019」

昨年度の入賞作品

株式会社博報堂アイ・スタジオは、「チャリティー年賀状 全国学生デザインコンテスト 2019」を開催中。2018年10月22日(月)まで、作品の応募を受け付けている。「全国のふるさとの魅力を伝える年賀状」をテーマに、通常年賀状とフォトフレーム年賀状のデザインを募集。応募作品から優秀作品100点ほどが「チャリティー年賀状」として商品化され、株式会社CONNECTITが運営する「ネットで年賀状」と「スマホで年賀状」で、2018年11月中旬からの販売が予定されている。
株式会社博報堂アイ・スタジオは、これまでに岩手 / 宮城 / 福島の東日本大震災で被災した学校を対象に「チャリティー年賀状」の取り組みを推進してきた。一般社団法人ウェブベルマーク協会、公益財団法人ベルマーク教育助成財団を通じて、総額655万180円の支援金を寄附。さらに今年度からは、熊本地震や九州北部豪雨、西日本豪雨といった各地での災害の状況を受け、支援先が全国に拡大された。「チャリティー年賀状」1枚の利用につき10円が、ベルマーク運動に参加している約2万7000校の中から、利用者が選んだ各学校のために役立てられる。
応募は、学校、学部およびゼミに所属している生徒・学生に限定。学校からの応募では、作品の提出の前に「チャリティー年賀状」のWebサイトのエントリーフォームから、担当教職員によるエントリーが必要とされる。その後、「学校応募用データ作成規定」をダウンロードして、学生が規定に沿って制作できるように指導。完成した全作品データは、まとめてDVDで郵送もしくはメール添付で提出する。
学生個人からの応募は、自身が教育機関で学んでいることが条件。「チャリティー年賀状」のWebサイトから「個人応募用データ作成規定」をダウンロードし、規定に沿って作品を制作する。その後、個人応募フォームにある条件に従って必要事項を入力し、作品のPSDデータとPNGデータを1つのZIPファイルにまとめて提出。データの色空間はsRGBとし、解像度300dpiで制作する。
データサイズは1181×1748pixels(縦横不問)で、デザイン要素の領域は1061×1628pixels(四辺に各60pixelsの余白)。そのほか、通常年賀状とフォトフレーム年賀状は、デザインする場所など制作方法がそれぞれ異なるため、「応募用データ作成規定」を良く確認して応募することが必要とされる。

昨年度に東日本大震災被災校である気仙沼市立唐桑中学校で実施された「チャリティー年賀状 デザイン教室」で中学生が制作した年賀状デザインの一部

受賞者向けトロフィーのデザインも独特。宮城県栗駒山で育てられた杉を材料に製作されている(製作協力:株式会社石巻工房、株式会社くりこまくんえん)

■応募締切:
2018年10月22日(月)必着

■応募資格:
学生、学部およびゼミに所属している生徒・学生

■賞:
大賞(5万円)
ほか

■問い合わせ先:
株式会社博報堂アイ・スタジオ
tel. 03-5219-7177
url. https://charity-nengajo.com/entry/index.html
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