プリプレスから印刷・製本まで、印刷技術全般を網羅した「カラー図解 印刷技術入門」発売

印刷学会出版部は、DTP、網点やスクリーン線数、色分解といった印刷前工程から、印刷、製本まで、印刷技術全般を網羅した印刷技術入門書「カラー図解 印刷技術入門」を8月13日に発売する。四六判/96P/1,800円(税抜)。
1918年(大正7年)創刊、今年で100周年を迎える月刊誌「印刷雑誌」を編集・発行する株式会社印刷学会出版部より、印刷に関わる技術全般を網羅した入門書の決定版が刊行された。

企画・編集・校正・色分解といった印刷前工程(プリプレス)から、印刷工程(プレス)、製本などの印刷後工程(ポストプレス)までをカラー図版を豊富に用いて解説。プリプレスで気を付けるべきポイントや、様々な印刷方式とその特徴、紙やインク、製本のこと、印刷の歴史やこれから技術についてなどを幅広く掲載し、印刷技術全般が見渡せる内容だ。

印刷会社や出版社の新入社員が印刷技術全体を俯瞰する入門書として、また印刷を依頼するデザイナーや編集者が発注の際に予習する参考書として、さらに印刷・デザインを学ぶ学生のテキストとしても最適。巻末付録にはカラーチャートや校正記号も掲載され、実務においても役立つ実用書となっている。

同日には、「色」を扱う上で必要な知識やスキルに焦点を当てた「印刷技術基本ポイント カラーコミュニケーション編」も刊行予定。こちらも印刷現場で役立つ情報が豊富に掲載されており、合わせて学んでおきたい参考書である。
株式会社印刷学会出版部
「印刷雑誌」編集部 編
価格:1,800円(税抜)
URL:http://www.japanprinter.co.jp/
Amazon:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4870852306/
2018/08/13
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