バーチャルYouTuber1万人に迫る、ライブ配信プラットフォームMirrativが発表

株式会社ミラティブは8月9日、バーチャルYouTuber(VTuber)の数が1万人に迫る勢いで増加していることを発表した。同社のライブ配信プラットフォーム「Mirrativ(ミラティブ)」にてスマホでアバターによる生配信ができる「エモモ」というアバター機能をリリースしたことで、VTuberの数がわずか1週間で4,000人以上増えたという。同機能は現在β版で一部ユーザーのみ利用可能だが、一般公開後には、さらなる増加が見込まれる。
「エモモ」とは、ユーザーの分身となるアバター(エモモ)をカスタマイズし、動画配信を可能にするアバター機能。「あなたは、誰にでもなれる」をキーコンセプトとしている。髪型・目・口・輪郭・服・体型などを自由に組み合わせることができ、全部で48億通りのバリエーションがある。また、声に連動して、表情や動きが変化。VTuberの姿を配信したり、ゲーム実況をする際にも、人間のようなリアリティが期待できる。
なお、同社の発表によると、2018年1月の段階で181人ほどだったVTuberの数は、2018年7月の段階で4,000人に到達。そして、8月1日に「エモモ」のβ版がリリースされると、約1週間ほどで8,000人以上に到達したと発表している。従来のVTuber配信には、VRヘッドセットや3Dモデルの作成の機材など、数百万円単位の費用が必要だった。スマホ一台でVTuberの配信に取り組める「エモモ」が、VTuber市場を盛り上げる一つのキッカケになると言っても良いだろう。
Mirrativ
URL:https://www.mirrativ.com/
2018/08/09
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