くるり、着物を低価格でオーダーメイドできる「KIMONO LABORATORY」を開始
着物製造小売の「着物屋くるり」を運営している株式会社くるりは、比較的に低価格で着物をオーダーメイドできるサービス「KIMONO LABORATORY」を開始した。直営店の全店舗（表参道本店 / 大丸東京店 / 吉祥寺店 / 大阪店）でサービスを提供しているほか、2018年9月1日（土）からはオンラインショップでの購入も可能となる予定。店舗で採寸し、自宅でゆっくり品定めをしてから注文することもできる。
一般的に、着物は高額であるイメージが強く、興味があってもなかなか手を出しづらいと考える消費者は多い。比較的安価な既製品は、既製サイズが自分の体型には合わないという悩みもある。そのような声を受けて開始されたサービスが「KIMONO LABORATORY」だ。生地メーカーとダイレクトに素材の製造開発をすることで大幅に製造や流通のコストを抑え、気軽に購入しやすい価格設定が実現されている。
メニューには、3万8000円（税抜）の「パターンオーダー」と、4万8000円（税抜）の「フルオーダー」を用意。「パターンオーダー」には身長145〜173cmまでをカバーする5サイズがあり、5000円を追加することで1カ所のサイズカスタマイズに対応する。「フルオーダー」は、店頭で計測した体型データをもとに仕立てる方式。裾回しの八掛の色目、袖丈など、細部のカスタムオーダーも行える。
生地には、国内メーカーが開発した“本格シルキータッチ”を味わえる高品質ポリエステルを用いたオリジナルのものを採用。クラッシーなデザインとカラーが厳選されており、“本当の意味で美しいと思える意匠”がウォッシャブル素材に表現されている。