エプソンが色再現性を高める新しいカラーマネージメント技術「Color Control Technology」を開発
本技術は、東京ビッグサイトで開催される「サイン＆ディスプレイショウ2018」のエプソンブースでもブースセミナーのかたちで解説
https://www.epson.jp/ec/event/sds2018/
セイコーエプソン株式会社は、新技術「Color Control Technology」を開発し、これを用いたサービスの提供を2018年度中に日本国内より開始することを発表した。この「Color Control Technology」は、商業・産業印刷における色再現性を高めるカラーマネージメント技術。エプソン製プリンタ導入の色合わせプロセスに際して、色予測・色解析・色変換・色最適化という4つの技術を用いて、短時間で高精度なカラーマネージメント環境を提供する。
商業・産業印刷においては、印刷物を常に均一な色で出力することが求められ、カラーマネージメントへの配慮が重要だ。さらに、印刷物の用途に応じ、「顧客が指定する色を正確に再現したい」「さまざまな印刷メディアに最適な発色で印刷したい」といったニーズも存在する。
「Color Control Technology」技術を用いたサービスでは、ターゲットプリンタの色味を正確に再現する「プリンターカラーマッチング」、クライアントからの指定色を正確に再現する「スポットカラーマッチング」、メディアに応じて最適な色彩を実現するためのプロファイルや印刷環境を用意する「メディアプロファイル作成」を提供。日本国内からのスタート後は、順次グローバル展開が予定されている。
なお、2018年8月30日（木）〜9月1日（土）に東京ビッグサイトで開催される「サイン＆ディスプレイショウ2018」にて、同社はこの技術にも関連した各種のセミナーを実施。8月31日（木）の14:00〜14:30には、同社ブース（西展示棟 西2ホール No.8）にて「新カラーマネジメント技術『Color Control Technology』について」が展開され、同日の11:00〜11:30には「ワイドフォーマット プリンティング コンファレンス」にて有料 / 事前申込制のセミナー「次世代カラーマネジメントのあり方」も開催される。