特殊転写シール技術の応用でアイロンなしで貼れるファブリックステッカー「irodo」が登場

「irodo」

シールやステッカーなどの製造事業を展開している株式会社扶桑と、デザインコンサルティング会社の株式会社GoodTheWhatは、ファブリックステッカー「irodo(イロド)」を、2018年10月29日(月)に発売する。綿や麻や革などをはじめとした“あらゆる生地素材”にこするだけで貼ることが可能。アイロンのような道具を必要とせずに手軽に貼ることができ、オリジナルアイテム作りに役立つ。
「irodo」は、東京都主催の「2017年度 東京ビジネスデザインアワード」をきっかけに生まれ、最優秀賞を受賞したアイテムだ。同アワードは、ものづくり中小企業とデザイナーの協働による新ビジネス創出を目的とした企画。「irodo」では、創業から半世紀にわたる経験で「特殊転写シール技術」を培ってきた株式会社扶桑が、デザイナーとともに共同開発している。
ベースとなった「特殊転写シール技術」は、まさに“あらゆる布生地”にアイロンを必要とせず簡単にシールを貼れる技術。株式会社扶桑は、この技術をこれまでBtoB向けに提供してきたが、本商品が一般消費者向けに発売する初の試みとなる。水に強く、定着性に優れているため、「irodo」を貼り付けた生地はそのまま洗濯も可能。“ユーザーが生地をカスタマイズする”という発想で、シールを重ねたり色や柄を組み合わせたりして、楽しみながら自在にデコレーションを楽しめる。

「irodo」を布に貼り付けている様子

デザインを手掛けたのは株式会社GoodTheWhatのプランナー榊原美歩氏。シートデザインには、イラストメインのシートと模様がメインのシートの2パターンがある。画像はパターン例

株式会社扶桑 / 株式会社GoodTheWhat
URL:https://irodo.tokyo/
2018/08/29
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