ブラザー、紙や布を自動ブレード調整機能で切るカッティングマシンの発売を発表

SDX1200(左)、SDX1000(右)

ブラザー工業株式会社の子会社ブラザー販売株式会社は8月30日、紙や布を自由に切り取れるカッティングマシン「ScanNCut(スキャンカット) DX」の発売を発表した。「SDX1200」「SDX1000」の2機種の発売が予定されており、販売時期は10月中旬となっている。業界初となる、素材の厚みを検知し、刃の出量とカット圧を自動で調整する機能を搭載。
本製品は、本体に搭載されたスキャナーの操作によりイラスト等のカットや内蔵しているデータの切り抜きが可能な「ScanNCut(スキャンカット)」シリーズの新モデル。自動ブレード調整機能が搭載され、従来品では手作業で細かく調整する必要があった刃の出量とカット圧を自動で調整する。また、厚みがある素材でもカットが可能となり、3mmまで対応することができる。さらに、5インチの大型タッチパネルの採用により、従来よりも操作がしやすくなる。ちなみに、専用アプリで作成したデータを無線LAN接続で取り込むことも可能。
「スキャンカット」は本体のみの操作で、手描きイラスト等をカットできることから、店舗におけるPOPやラッピングなどの装飾作成、または教育現場での壁面装飾の作成等に利用されてきた。クリエーターとして活動する人にも利用されており、今回のグレードアップにより、本格的な創作をサポートする。
ブラザー工業株式会社
URL:http://www.brother.co.jp/
2018/08/30
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