明和電機など金属に魅せられた現代アート作家が競演している造形作品展「メタル フェティッシュ」

内林武史「月の眠る場所」2018年

2018年8月29日(水)から9月17日(月)まで、日本橋高島屋 6Fの美術画廊Xにて、金属造形作品展「メタル フェティッシュ」が開催されている。金属に魅了され、独自の表現を展開している現代アート作家4人と1ユニットが競演。加工や経年によって“時間と光を反射して吸収する”金属が、太古の時代から深遠広大な宇宙の果てまで、“時空を超えた夢想の世界”へと誘う。
本展では、強烈な個性を持った“金属フェチ”の作家たちが一堂に作品を出品。まるで未来のお伽噺の語り部のような内林武史氏、クールで艶めかしい祭器のような作品を披露する菅野猛氏、微細な詩的世界を創りあげる桑原弘明氏、金属彫刻家かつ研究者で直線と曲線によるシュールな緊張感を表現している篠田守男氏、さらに中小企業スタイルでナンセンスな“製品”を開発し続ける明和電機が参加している。
桑原弘明氏の作品は、全て抽選による販売を実施。エントリー期間は8月29日(水)〜9月4日(火)で、1人につき1作品のエントリーができ、会場のみにて受け付けている(電話でのエントリーは不可 / 詳しくは売場係員まで)。なお、会期中の9月2日(日)の15:00〜16:00にはギャラリートークも開催予定。

篠田守男「TC8615 空飛ぶ工場」2017年

桑原弘明 mini Scope「きらぼし」2018年

菅野猛「祈りの道具」B5402 2017年

明和電機「GM魚立琴」1998年

■期間:
2018年8月29日(水)~9月17日(月)

■開催場所:
日本橋高島屋 6F 美術画廊X
東京都中央区日本橋2-4-1

■問い合わせ先:
日本橋高島屋
tel. 03-3246-4310
url. https://www.takashimaya.co.jp/tokyo/
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