川田喜久治氏の2つの作品群から50点ずつを展示する写真展「百幻影-100Illusions」

展示作品

2018年8月31日(金)から10月11日(木)まで、キヤノンギャラリーSにて、川田喜久治氏の写真展「百幻影-100Illusions」が開催される。同氏の作品群の中から「ロス・カプリチョス」と「ラスト・コスモロジー」を再編して展示。それぞれから50点ずつ、計100点が展示される。入場無料、日祝休館で、開館時間は10:00〜17:30。
1933年茨城県生まれの川田喜久治氏は、「週刊新潮」の1956年の創刊からグラビアなどの撮影を担当し、1959年にフリーランスとなった。個展やグループ展の開催も多く、作品は東京国立近代美術館、東京都写真美術館、ニューヨーク近代美術館、サンフランシスコ近代美術館、テート・モダン、ボストン美術館などにコレクションされている。
本展では、身近な日常の光景を捉えることで、現実の都市風景に不穏な影を落として現代に蔓延する社会不安から終末思想を体現した「ロス・カプリチョス」や、天体気象現象と地上の出来事を混成して捉えた壮大で黙示録的な「ラスト・コスモロジー」を紹介。また、川田氏の写真集などのデザインを手掛けてきたグラフィックデザイナーの田中義久氏が、本展のために制作したポスターも合わせて展示される。なお、会場の作品はキヤノンの大判プリンタ「imagePROGRAF」でプリントして展示。
■期間:
2018年8月31日(金)~10月11日(木)

■開催場所:
キヤノンギャラリーS
東京都港区港南2-16-6 キヤノンSタワー 1F

■問い合わせ先:
キヤノンギャラリーS
tel. 03-6719-9021
url. http://canon.jp/gallery
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