中小企業のものづくりの技術を生かすデザイン提案を募集している「東京ビジネスデザインアワード」

GLASS-LABによる“平切子”と“サンドブラスト”を掛け合わせた「特殊硝子加工技術」

東京都の主催、公益財団法人日本デザイン振興会の企画および運営により、2018年度「東京ビジネスデザインアワード」が開催中。2018年10月25日(木)まで、デザイナーからの提案応募を受け付けている。これは、東京都内のものづくり中小企業と、優れた課題解決力および提案力を併せ持つデザイナーとの協働 / マッチングを目的としたコンペティション。デザイナーからは、選定されたテーマに対しての新たな用途の開発などを軸として事業全体のデザインを“提案”として募集している。
今年度の「東京ビジネスデザインアワード」では、9つのテーマが選定された。内訳は、株式会社エージーリミテッドの「ファスニング技術」、GLASS-LABの「特殊硝子加工技術」、東洋工業株式会社の「キャンドル製造技術」、株式会社石川の「革小物製造技術」、株式会社ラヤマパックの「プラスチック加工設備・技術」、東京和晒株式会社の「両面染色技術」、株式会社技光堂の「立体視・金属調印刷」、株式会社特殊阿部製版所の「彫刻・エッチング技術」、GRASSE TOKYO株式会社の「アロマブレンド技術」だ。
現在は、これらのテーマ選定企業のビジネスを、今後どのように発展させ、実際に展開していくのかを考慮した具体的な事業提案を募集中。特設Webサイトからダウンロードした応募用紙に必要事項を記入し、それを表紙として企画書に添付して、1つのPDFファイルにまとめて提出する。

ワックス(ロウ)のブレンドにこだわった東洋工業株式会社の「キャンドル製造技術」

伝統的な染技法“東京本染(注染)”による東京和晒株式会社の「両面染色技術」

透明樹脂素材を立体的かつ本物の金属に見せる株式会社技光堂の「立体視・金属調印刷」

■応募締切:
2018年10月25日(木)

■応募資格:
中小企業との協働に意欲のある国内在住の個人またはグループ

■賞:
最優秀賞(100万円)
ほか

■問い合わせ先:
東京ビジネスデザインアワード事務局(公益財団法人日本デザイン振興会内)
tel. 03-6743-3777
url. http://www.tokyo-design.ne.jp/award.html
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