エプソンがCADやポスター用途向けの大判インクジェットプリンタ「SureColor」の新シリーズを発売

ハイパフォーマンスシリーズ「SC-T7255」

セイコーエプソン株式会社は、商業・産業向けの大判インクジェットプリンタ「SureColor」のラインナップを拡充し、3種の新たなシリーズを発表した。2018年9月11日(火)から順次発売。CADやポスター作成の用途に適した水性顔料4色機で、「エントリーシリーズ」「スタンダードシリーズ」「ハイパフォーマンスシリーズ」が用意されている。
今回発表されたシリーズのうち、「エントリーシリーズ」は省スペースな設計。オートシートフィーダーを搭載しており、ロール紙と単票紙の自動切り替えを行える。一例として「SC-T3150N」は、A1プラスサイズ対応ながらコンパクトな筐体を実現。設置面積が0.49平方メートルで、本体が27kgと比較的に軽く、作業机やラックに載せて使うこともできる。
「スタンダードシリーズ」は、CADやポスターの高速出力を追求しており、学校での用途などにも対応。特に、学校で「授業教材を見やすく大判で出力したい」「行事で使う案内板や長尺の横断幕を用途に応じたサイズで出力したい」といった場合には、A4判やA3判の原稿を拡大コピーできるスキャナが付きモデルが便利だ。シリーズ製品の一例として、「SC-T5450」ではCAD図面のA1プリントが約22秒で行える。
「ハイパフォーマンスシリーズ」は、フォトブラック / マットブラックと、用紙の種類に合わせて切り替えが可能な2種類のブラックインクを搭載。POPやポスターを高品質に仕上げたいユーザーに適したシリーズだ。ロール紙を2本同時にセットできるダブルロールモデルや、大判スキャナを組み合わせた複合機など、豊富なラインナップが用意されている。

スタンダードシリーズ「SC-T5450」

エントリーシリーズ「SC-T3150」

セイコーエプソン株式会社
URL:https://www.epson.jp/products/largeprinter/
2018/09/03
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