水性昇華転写用インクジェットプリンタ「TS55-1800」をミマキエンジニアリングが10月発売

「TS55-1800」

株式会社ミマキエンジニアリングは、最大1950mm幅のメディアに対応する水性昇華転写用インクジェットプリンタ「TS55-1800」の販売を、2018年10月に開始する。テキスタイル・アパレル市場における少量〜中量を短納期で生産可能なデジタルプリンタのニーズに応える製品。4色 / 6色 / 7色 / 8色のインクを利用でき、1色あたり10kgのインクタンクをセットできる「10kgインク供給ユニット」も用意されている。
本製品は、新開発のヘッドを搭載。最速で毎時140平方メートルの高速プリントから品質を重視した高画質プリントまで、さまざまなプリントモードを選べる。従来機とは異なり、バンディングや色むらを軽減する「MAPS(Mimaki advanced pass system)」機能が高速モード(毎時70平方メートル)でも使えるようになっており、さらに高い生産性と美しい画質の両立が可能となった。
そのほか、ノズル抜けを発見した場合に自動でクリーニングを実行して解消する独自の自動ノズルチェック機構「NCU」や、それでもノズル抜けが解消されない場合に別ノズルに切り替えてプリントを継続する「NRS」も搭載。RIPソフトの「TxLink4 Lite」は、8bitレンダリングから16bitレンダリングへとバージョンアップし、より美しい階調表現が実現されている。
本体サイズは3240(幅)×1857(高さ)×713(奥行)mm、重量は202kg、出力解像度は最高1200dpiで、インターフェイスは1000BASE-T(推奨)およびUSB 2.0 Hi-Speed。なお、約2500m巻の転写紙「Mimaki Vision Jet-X」のミニジャンボロールも「TS55-1800」と同時に販売が開始され、長時間の連続稼働に役立つ。

RIPソフト「TxLink4 Lite」では、CSVファイルからプリントジョブを作成するバリアブルプリント機能も搭載。アパレル用途に特化し、背番号や選手名などのプリントに便利

株式会社ミマキエンジニアリング
販売予価:
「RasterLink6Plus版 本体」398万円(税抜)
「RasterLink6Plus版 本体+フルオプション」498万円(税抜)
「TxLink4 Lite版 本体」428万円(税抜)
「TxLink4 Lite版 本体+フルオプション」528万円(税抜)
URL:https://japan.mimaki.com/
2018/09/04
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