LINE、神奈川県および鎌倉市と包括連携協定を締結したことを発表、Society 5.0実現を目指す

LINE株式会社は9月4日、神奈川県および鎌倉市と「Society 5.0」実現を目的とした包括連携協定を締結したことを発表した。神奈川県とは未病改善施策や自動車税のキャッシュレス化の取り組みを予定。鎌倉市とはLINEを活用した書類作成により、行政効率化を推進する。
神奈川県との協定内容としては、神奈川県が実施する未病改善に向けた施策「マイME-BYOカルテ」の登録をLINEユーザーへ促すことが発表された。また、「LINE Pay」による自動車税の支払い対応が検討されており、実施されると全国でも初めての取り組みとなる予定。
鎌倉市との協定内容としては、転入、転出、結婚、出産等の行政手続きをLINEにより簡略化する施策を行う。煩雑とされる同手続きだが、LINEで手続きに必要な情報を入手し、LINEでそれらの項目を入力すれば、書類を一括生成することが可能に。住民が簡単に手続きが行えるよう、施策を進める。また、市役所等の窓口業務で発生する事務手数料の支払いを「LINE Pay」に対応することを予定している。
LINEでは本協定締結を契機に、行政とICTとの連携のモデルケースを神奈川県と鎌倉市と協働で作る。今後も自治体との連携・支援を積極的に行うという。
LINE株式会社
URL:https://linecorp.com/
2018/09/04
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