NTT東日本、震度6強の北海道を中心とした地震に伴い公衆電話の無料化を実施

公衆電話の設置場所を確認できるNTT東日本のWebサイト
https://service.geospace.jp/ptd-ntteast/PublicTelSite/TopPage/

2018年9月6日(木)の午前3:08頃、北海道の胆振地方中東部を震源地として、マグニチュード6.7(深さ40km)の地震が発生した。安平町早来北進や安平町追分柏が丘で震度6強との情報があるほか、新千歳空港では気象庁が震度6弱を観測。この地震に関する津波などへの影響に関して、気象庁は「この地震により、日本の沿岸では若干の海面変動があるかもしれませんが、被害の心配はありません」と発表しているが、依然として安全に気を配った警戒は必要とされている。
そのような状況のなか、東日本電信電話株式会社は、北海道を中心とした地震による通信サービスなどへの影響について、随時の情報発信を行っている。地震発生当初から、NTT東日本北海道支店管内の各地にて、通信サービスが利用できない状態だ。11:30に報じられた第3報では、厚真町、むかわ町、平取町、日高町、新冠町、新ひだか町、浦河町、様似町、えりも町の各一部が影響エリアに含まれている。
また、同社では、災害発生に伴って、災害用伝言ダイヤル「171」、災害用伝言板「web171」を提供中。なお、電話サービスの故障受付「113」などへの問い合わせが集中しており、大変つながりにくい状況であることも知らされた。
さらに、このNTT東日本による発表では、特に貴重な情報として、北海道全域で街に設置されている公衆電話を無料で利用できるような処置を行っていることもアナウンスされている。ただし、一部、通信障害により利用できない公衆電話はあり。公衆電話の設置場所は、同社による特設Webサイトにて確認できる。
東日本電信電話株式会社
URL:https://www.ntt-east.co.jp/
2018/09/06
MdN DIのトップぺージ