サムスン、ディスプレイの真ん中からパタリと開閉できる「折りたたみスマホ」を一般発売へ

ディスプレイを畳んでいる様子

韓国サムスン(SAMSUNG)は、新製品などを発表するイベント「Samsung Developer Conference 2018」を11月に開催予定だが、かねてから開発を明らかにしてきた「折りたたみスマホ」を発表するようだ。米メディアCNBCが報じている。
折り曲げ可能なディスプレイについては、既に2013年にプレゼンテーションを行い、2014年にはコンセプト動画を公開している。

折り曲げ可能なディスプレイのプレゼンテーション

技術的には可能な状態だった「折りたたみスマホ」だが、製造コストが高い、パーツを安定供給できる企業が少ない、対応アプリが少ない、といった問題がつきまとい、なかなか一般販売の製品化とはならなかった。

しかし、近年目立った技術的革新のないスマホ界において、「折りたたみスマホ」が与えるインパクトは大きく、SAMSUNGは一般販売を決めたとしている。

なお、発売時期や価格などについては明らかにしていないが、価格については20万円ほどになるのではという憶測が出されている。

折りたたみ時はスマホサイズ、開いた状態ではタブレットサイズとなり、1台2役の使い方ができる「折りたたみスマホ」。SAMSUNGのほかにファーウェイも一般販売間近と伝えられており、今後の発表が待たれる。
CNBC
URL:https://www.cnbc.com/2018/09/04/samsung-unveiling-a-foldable-smartphone-this-year.html
2018/09/07
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